沖縄旅行と言えば、沖縄本島以外の離島でマリンスポーツや自然観察といった観光を楽しむ事が挙げられますが、離島観光は幾つかのデメリットも存在します。代表的なのが公共交通機関が不便な事であり、沖縄本島から離島に移動する場合のフェリー移動時間が長くなってしまう事です。それに加えて、那覇空港から離島の空港に行く際は乗り継ぎ時間を要してしまう事から、離島の滞在時間をあまり確保出来ない可能性もあります。乗り継ぎ時間を出来る限り少なくする為には、事前に乗り継ぎやすい便をネットで時間を掛けて調べておくようにしましょう。なお、那覇空港から離島空港便に乗り継ぐ場合は、乗り継ぎ時間に1時間程度の余裕を持つ事も大切です。
沖縄は、他の日本国内と違って台風被害に遭いやすい地域となっている事から、夏から秋にかけて沖縄の離島に訪問する場合は、台風は大変厄介な存在と言えます。特に、小型や中型のフェリーに関しては、台風が南方の遠い位置にあっても高波の被害に遭う可能性が高いので、台風接近の前日や2日前から欠航する事もあります。欠航してしまった場合の現地ホテル延泊料金については、旅行者本人が大部分を負担するのがマナーであり、数千円から数万円単位で余計な出費になるでしょう。悪天候に巻き込まれたくない場合は、天候が比較的良いとされる冬から春にかけて楽しむのがおすすめで、仮に降ったとしても大雨になる可能性は低いので、安心してフェリーに乗れます。